低価格戦略

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1945年8月、中内功氏は日本軍の将校として第二次世界大戦の終結を目の当たりにしました。彼の部隊はアメリカとの戦いで大きな損失を被り、彼一人だけが生き残りました。この経験は彼に流通業界を革新する決意をさせました。

中内氏の哲学は、商品の価格をメーカーではなく消費者が決めるべきだという考えに基づいていました。この原則に基づき、彼は積極的な低価格戦略を実施し、日本の小売業界に革命をもたらしました。これは戦後の社会的価値観の大きな転換を反映しています。

彼の兵庫県芦屋市のかつての自宅(ASHYA ROYAL HOMES)は、外国人駐在員向けの高級住宅地に変わり、私は頻繁に外国人の賃貸のお客様を仲介しました。

管理人の鈴木氏は、中内氏に一生を捧げました。中内氏が亡くなった後も、彼は物件を入念に維持し、外国人住民に英語で優れたサービスを提供し続けました。彼は退職するまでこの献身を続けました。

軍人からビジネスマグネートになった中内氏の旅路は、戦争経験者が戦後の日本経済に与えた影響の大きさを示しています。彼の企業であるダイエースーパーマーケットは「主婦の友ダイエー」として知られ、家計費を抑えたいと考える日本の主婦たちから絶大な支持を得ました。

Expo2025に向けて、私たちDiosは、国際的なお客様に最高品質を最も手頃な価格で提供するためにサプライチェーンを見直しています。私たちの戦略は、高い価値と低価格の二刀流でサービスを提供することです。

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エキスポ2025 パビリオン建設の隠された課題:仲介ブローカーの存在

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リッツ・カールトン大阪では、今年もロビーに華やかなクリスマスツリーが飾られました。しかし、この祝祭的な雰囲気とは対照的に、エキスポ2025の外国パビリオンの現状は、まだ一つも着工されていないのが現実です。2023年のクリスマス時点で、着工開始された外国パビリオンは全くありません。

外国パビリオンの建設遅れには、以下のような要因が挙げられています:

1. 建築材料の価格上昇。
2. 熟練労働者の不足。
3. 日本と外国のチーム間の言語障壁。

しかし、建設の専門家は、これまであまり注目されていない重要な問題を指摘しています:
4. 外国政府と日本のゼネコンの間に数多くの仲介ブローカーが存在し、直接的なコミュニケーションを妨げている。

この最後の点は特に問題です。多くのブローカーが関与し、建設プロセスの障害になっているように見えます。

私の経験からすると、これは建設に限らず、エキスポの準備の他の側面でも同様の中間業者の動きが見られます。これらのブローカーは日本国内だけでなく海外からも来ており、しばしば必要な専門知識を欠いており、建設プロセスの円滑化よりも手数料に焦点を当てているように見えます。

もしこれらの中間業者が円滑化の役割を果たさず、むしろ建設を遅らせているのであれば、重大な懸念が生じます。効率的なコミュニケーションチャネルを確立し、不必要な中間業者を排除することで、建設とエキスポの準備をタイムリーに進めるべきではないでしょうか。

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桜島の工事現場とExpo 2025会場の建設課題

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この写真は、桜島にある私の工事現場から撮影したものです。私はここで大工として現場作業をしています。建材を購入し現場に搬入する作業は、大変な重労働です。重い物を運ぶ作業は、10メートル短くなるだけで、ものすごく苦しみが軽減されます。

そのため、建材を積んだトラックを、できるだけ近くまで近づけます。写真の通り、私の工事現場の前には、広い道路があり、これがとても助かっています。

一方、Expo会場の夢洲は、道路がまだ整備されていません。さらに、下水管などのインフラがまだ配管されていないようです。下水管は、道路の下に埋め込むので、下水管の配管が完成するまで、道路の上を舗装することができません。舗装されていないガタガタの上で、重い建築資材を運ぶ作業は、非常に苦しいと思います。

つまり、夢洲では、建設作業が遅れているのではなく、建設作業を行うための環境づくりが遅れているのだと思います。

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ビジョンステートメント

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ご覧いただきありがとうございます。株式会社ディオスは、ビジョンステートメントの作成を行いました。以下、新たなビジョンステートメントの内容をご紹介します。

ビジョンステートメント: ディオスは、豊富な経験と技術を駆使した細やかなサービスを通じて、お客様や関係者の皆様に対し、あたたかい思いやりの心を提供します。

ビジネスとは商品やサービスを提供することであると一般に考えられますが、私たちはそれを超えて、「心」を提供する会社を目指しております。もちろん、「心」というのは抽象的な概念ですから、具体的な商品、サービス、行動に具現化しなければなりません。それにもかかわらず、私たちが最優先するべきは商品やサービスではなく、「心」であると確信しております。全てのお客様が、私たちの商品やサービスを通じて、心からの思いやりを実感していただけるような存在でありたいと考えております。

また、ディオスは30期を迎えました。私がこの会社を創業してから既に30年が経過しました。しかし、この重要な節目にあたり、私は深く反省しております。過去の私の経営方針が間違っていたことに、ようやく気付かせていただきました。

当社と契約を頂いているお客様に対しては、私たちは丁寧なサービスを提供して参りましたが、当社と契約していない、他社と契約されているお客様に対しては、サービスを提供することがありませんでした。それはビジネスだから当然だと考えていました。しかし、その考えは、ディオスの今後の経営方針からは排除されます。

全てのお客様、全ての従業員、全ての関係者の皆様に対して、ディオスは心からの思いやりを提供しなければなりません。これが私たちのコアバリュー、そして新たなビジョンです。

今後とも、株式会社ディオスを何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社ディオス
代表取締役
深井正博
2023年5月28日