壁の作り方

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壁を作るなどは、大工さんしかできないと思われるでしょうけれど、DIYで作ることができます。DIYで自分で壁を作ることができると、何百万円もコストが不要になります。しかも、もっと良い壁を作ることができます。

住宅を快適にするために最も重要なポイントは、「断熱」と思います。今12月になって気温が下がって来ていますが、コンクリートが冷たくなるため、断熱をしていないコンクリートの住宅はとても寒いです。建物の外よりも建物の中の方がむしろ寒く感じます。「断熱」は、壁の中に断熱材をしっかり施工すると、非常に快適な住宅に変わると思います。

新しい壁を作るためには、まず間柱(Mabashira)を立てます。間柱の上に石膏ボードを貼って、石膏ボードの上に仕上げ材を塗ったりクロスを貼ったりして美しい壁ができあがります。

まず、コンクリートに木材をビスで固定しなければなりません。コンクリート用のビスを使います。コンクリートは、木材と違って、下穴を開けなければドライバーだけではビスは固定できません。コンクリートに下穴を開けるためには、振動ドリルでも穴を開けることができますが、時間がかかります。ハンマードリルが良いです。

 

5mmのビスの場合は、下穴は4.3mm~4.5mm開けます。60mmの長さのビスの場合は、70mmの深さまで下穴を開けます。下穴はビスの長さよりも10mm深く掘ります。

コンクリートビスで、床と天井の木材の土台を、しっかりと固定します。天井の土台は、木材を持ちながら、重いハンマードリルを天井に向けて斫らなくてはいけません。この作業を、私は補強金具でまず天井にビスで固定し、その後からハンマードリルで下穴を開けました。施工の現場は、自分なりの良い方法を考えて採用して良いと思います。

 

壁はあたりまえですが、垂直でかつ平面でなくてはなりません。しかし、壁を真っすぐに施工するのは、「墨出し(Sumidashi)」が必要です。私は、レーザーの機械を使うことによって、壁が完璧に平面に施工する方法が分かりました。レーザー機械がない場合は、墨壺を使います。鉛筆で線を引くのも、墨出しになります。しかし、レーザーは、非常に便利です。

次回は、断熱材を入れて行きます。

トイレ2個の間取り~大阪の場合

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日本人と外国人は、ライフスタイルの違いから、住宅の間取りの設計が基本的に違います。日本人にとって住宅は気楽にゆったりとくつろぐことができるように設計されています。気楽にゆったりとくつろぐためには、ひと目を気にしなくても良い間取り設計が必要になります。そのため、玄関に上がり框があり、寝室とリビングは他人が見えないように壁で区切られています。

日本人の住宅で、トイレが2個以上ある理由は、トイレの場所まで行くのが「遠い」と不便だからです。160㎡以上あって、細長い間取りの場合、端から端までの動線が長すぎるので、トイレを2か所作る場合があります。上の写真の間取り(大阪市北区、180㎡)が、この例です。

間取りが160㎡以下でも、トイレが2つある場合があります。それは、主寝室の中にトイレを設置しているケースです。主寝室で夜間睡眠を取っている時に、トイレがすぐ近くにあると便利です。この場合も、トイレが2つあある理由は、トイレの場所が「遠い」からです。下の写真の間取り(大阪市福島区、120㎡)が、この例です。

戸建の場合は、2階~3階建てになるので、階段で上下移動するのが「遠い」ため、各階にトイレを設置しますので、2個以上になります。戸建住宅は、大阪の中心部ではなく、郊外に立地します。この場合も、トイレが2つある理由は、トイレの場所が「遠い」からです。下の写真の間取り(大阪府吹田市の戸建て住宅、140㎡)が、この例です。

大阪市内の都心部のタワーマンションの間取りは、年々広さが小さくなる傾向があります。タワーマンションは、駅に近く、買い物が便利な立地にあるので便利な場所という長所があります。タワーマンションは、共用部分(エントランス、応接スペース、ゲストルーム、パーティールーム、スポーツジム等)のスペースを広く取ります。一方、専有部分のスペースを狭くなります。下の写真の間取り(大阪市北区「プラウドタワー」新築、70㎡)が、この例です。

 

The Kitahamaと複合開発

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The Kitahamaは、地下鉄堺筋線の北浜駅の真上に建物が立地しています。京阪線の北浜駅にも地下通路を通じて直接つながっています。大阪の歴史的に有名な製薬会社の街「道修町」の通りの近くにあるため、歴史的な建築物が近くに多くあります。三越百貨店が取り壊され、その跡地を利用して、The Kitahamaというマンションが建てられました。

The Kitahamaは、住友不動産の2020年版の人気ランキングで堂々の第1位に輝いています。

日本では戦後1950年~1990年頃まで、製造業を中心とする工業化が急速に進みました。製造業を効率的に発展させるために、用途地域(ゾーニング)が都市整備計画で定められました。工場地域と、住宅地域と、商業地域を、分けて定められました。良い住宅は郊外に開発され、大阪市内の住環境はあまり良くありませんでした。1990年頃から、タワーマンションが大阪の都心部に建設されるようになりました。それに伴って、郊外に住んでおられた人口が、大阪の都心部に移住するようになりました。郊外の閑静な良質な住宅街よりも、さらに良い住環境がタワーマンションによって、大阪市内で実現可能となったからです。

北浜エリアは、道修町の歴史的な雰囲気と、証券取引所のオフィス街の雰囲気が街の雰囲気に影響を与えています。難波や道頓堀のような飲み屋街ではないので、治安が良く、土地柄は上品です。しかし大規模な百貨店はありません。電気屋もなく、電球を買うには梅田のヨドバシカメラまで買い物に行かなくてはなりません。

The Kitahamaには、KITAHAMA PLAZAという商業施設が隣接しています。この中に、コナミのスポーツジムと、食品スーパーマーケットとレストランフロアがあり、生活に非常に便利です。KITAHAMA PLAZAのコナミは、ジム施設が広くて綺麗で、大きなプールもあり、グレードが高いものとコナミの中で分類されています。KITAHAMA PLAZAの中のお店は、全て少し割高なので、富裕層のお客様に好まれています。The Kitahamaも高級住宅ですので、建物と周辺の地域一帯が、上品さを感じさせる雰囲気があります。

このような不動産開発を、複合開発「Complex Use」と言います。複合開発とは、まず職住近接です。複合開発は、工場で決まった時間を労働して、満員電車に乗って帰宅する、という従来型の生活からの脱却を意味します。 カフェの中で、ラップトップパソコンで、コーヒーを飲みながら仕事をします。仕事の会議は、自宅の横のカフェで済ましてしまいます。仕事をしながら遊ぶ。遊びながら考える。このようなライフスタイルから、知的な発想を生むことができると言われています。従来型の製造業の機械的なサラリーマンの労働ではなく、知識情報化社会の知的労働をするための住宅が、The Kitahamaの複合開発「Complex Use」なのです。

タワーマンションと健康

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タワーマンションは、眺望が良いので、人気がありますが、いろいろな問題が指摘されています。本稿では、タワーマンションの入居者の健康面にのみ考察してみたいと思います。

私の20年の経験から、38階に住んで頂いた40歳の日系アメリカ人奥様が流産したことが一度ありました。一方、34階に住んで頂いた外国人の奥様は、無事2人目のお子様をご出産されました。これらの事が、タワーマンションと関連性があるかどうかについて、科学的な根拠を、私は持っていません。以上は、私の実際の経験です。

学者がこの問題を研究して論文も出ています。学者がタワーマンションを批判しても、不動産業者が学者の主張を否定しています。科学的な立証は、まだ明らかにはなっていないようです。

100m高くなると、10hPaの気圧が下がることが分かっています。マンションの1フロアーの階高は、だいたい3メートルくらいですので、100m÷3=33階になります。つまり、33階は、地上と比べると、気圧が10hPa低いということになります。

お天気の良い日は、高気圧です。大雨の日は、低気圧です。快晴の日と、大雨の日の気圧の差は、17hPaくらいです。一般的な、お天気の良い日と、悪い日の気圧の差は、10hPa程度と考えられます。

ある医師が「盲腸の手術を受ける患者は、雨の日に多い気がする」と言っていました。確かに、晴れの日には、人間は元気になり仕事にもやる気が出ます。雨の日は、気分が沈み、梅雨などの雨の低気圧が続くと、何も問題がなくても、泣き出したくなることもあります。お天気は、人間の身体に、非常に大きな影響を与えているようです。そしてお天気の気圧差は、10hPaです。

私はフィットネスクラブの会員で、プールで水中歩行運動をしています。最初は、平泳ぎをしていましたが、ある時から、泳ぐよりも水の中を歩く方が健康増進に効果があると考えるようになりました。平泳ぎをすると水面に身体が浮いてしまいますが、歩く場合は、足をプールの底まで落とすため、「水圧」がかかります。この「水圧」のために、私は毎日フィットネスクラブに通っています。

このように考えますと、タワーマンションの高層階に住むことが、少なくとも身体に何等かの影響を与えると考えられます。

ホテルなどの数日間の宿泊程度でしたら、眺望を楽しむのは良いと思います。健康な大人が、数年間の賃貸するくらいなら問題ないでしょう。しかし、妊娠されておられる奥様や、身体の弱い方がいらっしゃる場合は、10hPaの気圧差は、避けられた方が無難かもしれません。