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11月 2020

住宅選びのポイント

By | 不動産

大切なご自分の住宅ですから、日本人が日本の住宅を選ぶ場合でも、悩むことが多いです。ましてや日本に初めて来られる外国人の場合は、もっと悩むことが多いのも当然です。

(公共交通機関)

まず第一に、その国の都市計画によって、公共交通機関が違うことを注目する必要があります。日本は、電車の国です。電車を中心として、日本の都市と国土はデザインされています。欧米諸国と比較して、鉄道網が非常に発達しています。ヨーロッパと比較すると、電車の乗客数が4倍です。また、日本の電車は、時間が世界一正確です。時間が正確のため、電車を乗り換えても、短時間で正確に電車を乗り換えることができます。車は、時間が正確に読めないため、日本人はあまり通勤のために車を使いません。

電車を使えば、日本ではどこでも簡単に行くことができます。そのため、駅の近くであれば、勤務先や商業施設から遠くに住宅があっても、問題がありません。ただし、通勤時間帯は、鉄道の乗客数が多くて混雑します。日本人は、混雑する電車に乗るライフスタイルに慣れています。

(住宅の築年数)

第二に、住宅の新しさは、建物の築年数は一定の基準にはなりますが、「内装の新しさ」が重要です。新しい建物でも、内装工事をしていないと、数年で汚れます。反対に、古い建物でも、内装工事をしていると、美しくて快適な住空間になります。

また、1980-1990年代は、日本では不動産バブルがありました。不動産価格が、世界一高額になった時期がありました。この時期に建設された高級マンションは、非常にグレードの高い建物が建設されています。ドアノブなど小さい物一つでも、金額が全然違います。2000年以降に建設された建物は、このような高級な建材を使用することはなくなりました。

(断熱、防音)

第三に、良い住宅の最重要ポイントは、「断熱性」です。日本には、暑い夏と、寒い冬があります。エアコンを使っても、断熱性が高い建物と断熱性が低い建物では、住宅の快適性が全く違います。

「断熱性」に次いで、「防音性」も重要なポイントです。

(建物管理サービス)

最後に、賃貸物件において、最も重要なポイントは、物件の管理状態であることを強調したいと思います。建物や室内の細かい事まで気を遣うオーナーや不動産管理会社があります。物件が新しくても、管理が悪いと、快適ではありません。反対に、物件が古くても、オーナーや不動産管理会社によって、こまめな修理や清潔な清掃がきちんとなされている物件は、非常に快適です。