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12月 2022

夢を与える不動産

By | ビジョン

建物は、所有者の人格を非常に表現します。建物を見ると、所有者がどんな人か手に取るように分かります。お手入れが行き届いている建物の所有者は、全ての面できちんとされた立派なオーナーさんです。

この度、ディオスは、外部工務店を一切使わずに、築20年のマンションをリフォームをしました。新築のように綺麗に昨日仕上がり、今日から賃貸募集広告を始めます。

ディオスは、不動産には、「夢」がなければならないと考えています。人間がどのような建物の中で暮らすかによって、入居者の運気が変わり、健康状態まで変わると言っても決して大げさではないと思います。

散らかっている部屋に住んでいると、鬱病になると言われています。片付けができないと、生活の流れが悪くなり、入居者のストレスがたまります。反対に、きちんと整理整頓されメンテナンスが行き届いいた建物に住むと、生活の流れがスムーズになり、運気があがるのです。私は、このことを「命の流れ」と呼んでいます。

禅寺では、トイレのスリッパが真っ直ぐに整えららていて、畳の上に塵ひとつないほど清掃が行き届いています。このようにして、「命の流れ」が生まれることを、古来宗教家は理解していました。

残念ながら、日本の不動産は、夢も希望もありません。建物のリフォームは、−100点と0点の間の議論のみがなされ、0点から100点までの間の話をする余裕がなく、いっぱいいっぱいというのが現実です。つまり「デザイン」は、0点なのです。日本の100%の賃貸マンションは、デザインと呼べるものは全くありません。

ディオスは、入居者のお客様に、夢をお届けしたいと思います。

カーペット(フェルトグリッパー工法)

By | ビジョン

日本の賃貸マンションの寝室の床は、クッションフロアが多いです。カーペットを貼っている場合でも、タイルカーペットが大半です。

グレードの高い分譲マンションや、ホテルなどでは、カーペットを敷き詰めていることがあります。このカーペットをお部屋の隅々まで敷き詰めることを、「フェルトグリッパー工法」と言います。

「フェルトグリッパー工法」とは、コンクリートの床とカーペットの間に、「フェルト」が挟まれています。フェルトの上に、カーペットを敷きます。

カーペットは、「グリッパー」という針に引っ掛けます。寝室の周りに針があり、カーペットを引っ張って針に止めるのです。そのため、カーペットはシワが生まれず、一枚だけの美しい床ができます。

この一枚のカーペットを、美しくピンと伸ばすのは、職人のテクニックが必要です。「キッカー」という特殊な道具を足で蹴りながら、カーペットを引っ張って、針に固定するのです。

タイルカーペットが多く採用されている理由は、施工が楽であることと、カーペットが痛んだり汚れたりした時に、その一部だけ張り替えることができるためです。

クッションフロアが多く採用されている理由は、安価であることと、やはり施工がてきる職人が多くいるためです。コンクリートの上に直張りのクッションフロアは、冬は冷たく、また固いです。

日本の賃貸マンションは、タイルカーペットとクッションフロアしか無いので、我々日本人は、もう慣れてしまって、特に違和感を感じることがありません。

しかし、ひとたびフェルトグリッパー工法によって施工されたカーペットを体験すると、その柔らかさ、足の肌触り、美しさ、暖かさに感動します。

また、集合住宅では、階下に音が響かない、というメリットもあります。

残念ながら、フェルトグリッパー工法の施工ができる職人は少なくなりました。このため、古いカーペットがそのままになっている高級マンションが多くなりました。

当社は、フェルトグリッパー工法による美しく心地よいカーペットを施工する技術を持っています。是非、快適なカーペットをご体験ください。

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