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カノアシア

By | 物件案内

カノアシアは、九条駅から徒歩1分のワンルームマンションです。阪神電車と地下鉄中央線の2つの線が利用できます。近くには、九条の長い商店街のアーケードがあります。カノアシアの建物の1Fには、イオンの中規模のスーパーがあり、買い物と交通のいずれも非常に便利です。

カノアシアは、平成30年8月に建設されましたので、築年数が新しいです。しかし、この物件は新しいから綺麗でおすすめするのではなく、共用部も専有部の室内も、非常にデザインのセンスが良いと思います。これほど優れたデザインのワンルームマンションはあまり知りません。

また、清掃など、管理が非常にきちんとされています。礼金、敷金をするなど、お客様に対する営業の努力もしっかりと運営されています。

外国人エキスパッツの住宅は、家賃が非常に高額で、面積も広いですが、カノアシアよりもデザインのセンス、管理状態が優れているかとと言うと、必ずしもそうではありません。また、広い面積ほど、入居者が管理する負担が大きくなります。カノアシアは、高級賃貸物件以上の価値があり、かつ賃料が低価格と思います。

カノアシアは、優れたワンルームマンションで、お客様が選ばれてまず間違いないと思います。

 

 

 

 

 

 

日本の建物の資産価値はゼロ

By | 日本の住宅

日本の木造住宅の建物は、30年で価値がゼロになります。いやゼロではなく、建物の解体費用が500万円かかるため、建物の価値はマイナス500万円となり、土地だけの価値が残ります。リフォーム工事を加えても、マイナス500万円の価値は変わりません。

新築の木造戸建てでも新築マンションでも、買った瞬間に価格は20%下がります。新築の価格は市場価格ではなく、デベロッパーが決めた価格だからです。購入した翌日から新築は中古になりますから、不動産市場の競争の中で価格が決定されるため、購入価格×80%になります。以後、日本では建物の価格はどんどん下落します。

リフォームに何百万円ものお金をかけても、価値がゼロのままのため、所有者が自分の建物にリフォームの投資をする動機はしぼんでしまいます。そのため、日本ではDIYが普及しません。そして、DIYをするための商品を豊富に取り揃えているホームセンターが成立できません。建物の価値は、単純に「築年数」だけで計算されています。日本の不動産鑑定評価基準は、日本の不動産市場を大きく歪めていると思います。また、不動産鑑定を支える適正なインスペクションが重要ですがありません。そして、住宅設備を更新した事を示す法的な証明書もありません。

中古住宅を3000万円で購入して、10年間住んで、リフォームを200万円で行って、10年後に3200万円で売却できるアメリカの不動産市場では、所有者は住宅に充てる金額はゼロになります。一方日本では、3000万円の新築住宅の建物の価値がゼロになると、1回引っ越しをする毎に、3000万円の出費が発生し、一生の内に3回引っ越しをする場合は、3000万円×3回=9000万円の出費となります。住宅の出費がゼロの国と、住宅の出費が9000万円の国では、家計を圧迫するレベルが全く違います。

世界各国には、その国の住宅政策があります。日本の住宅政策の基本に、「使い捨て」を良いとする思想が流れていると思います。国家の住宅政策が、法律を規定し、鑑定評価が歪められ、その結果、中古住宅のDIYが締め出され、実際に住宅はますます貧しくなるので、鑑定評価が再び下がり、遂に日本の建物の価値は、ゼロ以下になってしまいました。

現在の日本は、金利が非常に低く、利息だけで老後を過ごすことができません。これは日本国民が不安を感じる原因だと思います。不動産の建物が資産になるかならないかは、日本の重要な政治課題と捉えるべきだと思います。日本の住宅が資産にならないのはなぜか、これから分析して明らかにして行きたいと思います。

DIYと日本 ~工務店の既得権と系列

By | 日本の住宅

日本の建築士法は、昭和25年に制定された国家資格で、建築士は、一級建築士と二級建築士と木造建築士があります。日本では、木造の建築物で、延べ床面積が100㎡を超えるものを新築する場合は、一級建築士、二級建築士または木造建築士でなければ、その設計、工事監理ができません。

さらに、日本の建材メーカーに、おたくの商品が欲しいと申し出ると、ほとんどのメーカーから、「工務店を通してしか売る事ができません」と言われます。そのため一般の消費者は、建材を直接購入する機会が少なくなっています。コーナン商事さんのような大型ホームセンターでは建材を購入することができますが、「Proショップ」と呼ばれるもので、工務店関係者が購入して、一般の人は棚板などごく小さな建材しか日本では流通していません。

アメリカでは、ホームセンターで梁まで売っているそうです。つまり、工務店ではない一般の人が、DIYのためにホームセンターへ行けば、自分で家を建てることができるわけです。基礎工事でも、専門家のアドバイスを受ければ、自分でDIYできる、とアメリカ人は考える人がいますが、日本ではそんな人は全く考えられません。

昭和25年の建築士法が定められる以前は、日本では大工職人が設計も施工も全部行っていたようです。私は、設計と施工が分離している事にも疑問を感じます。施工をしたことがない人が、机の上の紙だけで良い設計ができるとは思えません。それに他人が設計したものをただ施工だけしていて、仕事は面白いとは思えません。モノを作る喜びは、設計も施工も同じ職人がした方が良いと私は思います。設計と施工を同時に担っていた昔の大工職人は、クリエイティブな楽しい仕事をしていたと想像できます。

日本の建築士法は、消費者の安全を守るという名目の元に、工務店の既得権を守るために機能していると思います。また、建材メーカーと工務店は、系列・組織化されているようです。

一般の日本人は、DIYで自分の家を工事するにはハードルが高く、遠く手が届きにいため、やむをえず工務店に工事を依頼します。工務店の見積もりが高額になると、建物のメンテナンスは次第に遅れて行くことになります。日本の不動産は、価値があるのは土地だけで、建物は経年で価値がなくなってしまいます。日本の建物は資産ではないのです。その原因は、上記の日本の工務店の既得権にあると分かって来ました。

断熱壁の施工

By | 日本の住宅

私は20年以上も不動産仲介業を通して、お客様に多くの物件をご案内させて頂いたのに、「断熱」について知りませんでした。しかし、壁の断熱工事を自分で施工することによって、断熱とは何か良く分かりました。そして、日本の住宅の断熱の実態が見えて来ました。

今までこんなに重要なポイントを、お客様に正しく説明して不動産物件案内ができていなかった事を、恥ずかしく申し訳なく思います。

マンションが鉄筋コンクリート造りの場合、断熱がなされていないと、今の冬の季節は非常に寒くなります。一方、夏は灼熱地獄のように室内が暑くなります。そのため、エアコンをフル回転させて室温を調節します。エアコンを動かしても、断熱の有無のよって、冬の体感温度が大きく変わります。

(図出所:「断熱・気密基本と仕組み」秀和システム)

もし、自分が住む家を、DIYで工事をするなら、100%の確率で、断熱材を施工するでしょう。工務店に断熱工事を依頼すると高額になりますので、自分が所有する家を賃貸で他人に貸すか売買で売却するのであれば、断熱工事をしないでしょう。断熱の施工は、工務店にとって面倒くさい工事であり、賃貸マンションのオーナーにとっては建築コストを抑えたいために、断熱工事を簡単に済まされています。

まず壁に間柱を立てて壁を垂直でかつ平面にします。結露を防ぐために、発泡系のスタイロフォームか、カネライトフォームを、15mmの厚さを充填します。コンクリートの壁に隙間を作らないで、これらの断熱材を、コンクリートの壁に押し付けて固定します。壁の中に空気が入らないように気密テープで完全にコンクリートの壁を塞ぎます。

次に、その上に、50mmのグラスウールを充填します。このように、スタイロフォーム+グラスウールという断熱施工は誰もしていないと思いますが、結露を防ぐためには非常に有効な施工方法だと思います。

壁の中に、湿度の高い空気が入らないように完全に気密します。これでグラスウールでも、結露は防ぐことができると思います。

グラスウールは、防湿シートでカバーし、エアタッカーで間柱の表面に固定します。その上から防音シートを貼り、さらにその上に、石膏ボードをビスで留めます。

グラスウールは、結露に弱いためにやりたがらない工務店が多いようですが、正しい施工をすると、非常に良い断熱材だと思います。

がっちりと強固で、完全に一直線の断熱壁ができました。

日本の建築施工の現実

By | 日本の住宅

今日1月17日は、阪神淡路大震災の1995年1月17日から26年経った日です。私も大阪の自宅でこの大地震を経験しました。この地震は、私の人生の中で未だに最も大きな揺れを感じた地震で、これ以上大きな地震は後にも先にもありません。

この地震の1月17日に、阪神高速道路のコンクリートの柱が折れて横転しました。

私は最近マンションのスケルトンリフォーム工事を、現場で自分でしていて気が付いた事があります。それは、コンクリートの中に、いろいろなコンクリートと全く無関係の物がいろいろと混入されているという事実です。私は、発泡スチロールを発見しました。

あまり指摘されていませんが、阪神高速道路のコンクリートの柱が折れた原因は、コンクリートの中に、コンクリート以外の物が混ざっていたからだと思います。

日本のマンションや公共建築物のコンクリートの中には、「ゴミ」がたくさん入っているのです。

ではなぜコンクリートの中に「ゴミ」が入っているのかと言うと、コンクリートを少なくするためです。つまり建築のコストを下げるためです。

私のような一般人で、コンクリートの工事をDIYで行う人は、あまりいないでしょう。そのため、このような情報は、一般消費者には知らされていないのです。住宅の場合は、コンクリート部分は、消費者が直接見る事ができないからです。まして、コンクリートを切断して、コンクリートの中まで観察する一般消費者は、日本では皆無だと思います。

日本の住宅は、一般消費者が見えないところで、非常に多くの手抜き工事が行われています。当ブログでは、私の現場での実際の体験に基づいて、日本の住宅がどのように施工されているか、どのような材料が使われているか、どのような問題があるのか、現実を明らかにして参ります。

お客様の「お守り」

By | 不動産

当社のお客様が、「お守り」をお忘れになられて外国に帰国されましたので、当社は、「お守り」の適切な処分方法について、検討をいたしました。

まず、最初の半年間は、当社の本社事務所内にございます神棚に、お客様の「お守り」をお供えさせて頂きました。

2021年1月1日の元旦に、当社は大阪四天王寺に初詣を行いました。そこで当社をご愛顧頂きましたお客様に感謝のお祈りをすると同時に、四天王寺の「お守り」の処分箱の中に、お客様の「お守り」を全て、入れさせて頂きましした。

四天王寺は、1400年前に、日本に一番最初に、仏教が伝来したお寺です。当社は、このお寺で、早朝5時から、毎月行われている坐禅の会に参加しておりました。この由緒ある日本一の仏教寺院で、お客様の「お守り」を、適切に処分させていただきました。

同日に、四天王寺で新しい「お守り」を購入しました。この「お守り」は、(1)仏様とのご縁、(2)人とのご縁のお守りです。私たちは、この新しいお守りを、とても気に入っております。引き続き、当社の本社事務所の神棚に上げさせて頂きます。

住宅へのインターネット回線の新設の仕方

By | Utilities

インターネットを住宅に新しく設置するには、まずインターネットの回線業者を選んで、手続きをして、さらに機械の設定をします。この一連の作業は、想像以上に複雑で、極めて正確にステップを確認しなければ、混乱することが多いです。手続きをmanagementする人は、全ての情報を把握しなければいけません。

ヨドバシカメラに「インターネットなんでも相談」というカウンターがあります。他の家電量販店にも、同様の相談窓口があります。ここに、契約者本人が行くことをおすすめします。外国人の場合は、日本語の分かる通訳と一緒に、この相談窓口へ行ってください。インターネットの契約手続きには、「本人確認」が要求されますので、必ず契約者本人が、身分証明書を持って、直接相談窓口へ行ってください。

NTTフレッツ光の場合は、電話での契約が可能です。しかし、他のインターネット回線業者と、価格を比較したい場合は、家電量販店のインターネット相談窓口に行く必要があります。

(1)NTTフレッツ光

(2)au ひかり

(3)eo 光

(4)J.com

(5)Softbank

(6)docomo

(7)UQ WiMAX

(8)Y!mobile

これら(1)~(8)のインターネット回線業者から、選択します。

NTTフレッツ光は、回線が住宅に敷かれていなければ、道路にある電柱から線を引き込む工事をするので、NTTフレッツ光が敷けない、という事はまずありません。しかし、NTTフレッツ光は、他のインターネット回線業者よりも、価格が高めです。

Softbank光、docomo光、Biglobe光は、NTTのインターネット回線を使っています。しかし、NTTフレッツ光よりも多少安いです。

「auひかり」は、アパートメント集合住宅に強く、「eo光」は、戸建て住宅に強いという傾向があります。

また、もしすでにお持ちの携帯電話の会社が、au、Softbak、docomoの場合は、同じ会社で住宅のインターネット回線を契約すると、パッケージ契約になり、月額500円~1000円くらい毎月の支払が安くなります。

ヨドバシカメラ等の「インターネット相談窓口」で、契約手続きをするには、重要事項説明など、たくさんの書類を交わします。契約者本人と、通訳者は、その間契約手続きに同席しなければいけません。そのペーパーワークは、数時間かかる場合もあります。

また、書類に不備があった場合は、再度窓口に行かなければならなくなったり、少し煩わしいです。したがって、手続きは正確に、確認と再確認をして、慎重にすすめてください。

無線ルーターは、広い住宅の中を広範囲に、インターネットの電波を飛ばすためには、メッシュルーターがおすすめです。中継機を設置するのも一つの方法です。ヨドバシ等の家電量販店には、最新の機種があり、また高額なものから安価なものまで、いろいろな機種があります。

まずは、ヨドバシなどの家電量販店の「インターネット相談」カウンターに行ってください。

ジオタワー天六 (天神橋筋六丁目地域について)

By | 地域性

「ジオタワー天六」は、天神橋筋六丁目の交差点にあり、地下鉄の駅と直結しています。この駅(駅名「天神橋筋六丁目」)は、地下鉄堺筋線と、地下鉄谷町線、さらに阪急京都線と阪急千里線の合計3沿線を利用できる駅です。「ジオタワー天六」というアパートメントは、堺筋線と谷町線沿いの駅に通勤する方にとってとても便利です。関西と大阪の一番の繁華街である東梅田駅にもつながっていて、非常に便利な場所です。

大阪駅やなんば駅は、最寄り駅に直結していると言っても、駅のターミナルビル群が大きいため、実際にはかなり歩かなくてはいけません。一方、「ジオタワー天六」は、ほんの徒歩10mで、駅の入り口に行くことができます。

買い物は、「ジオタワー天六」の同じ建物の1階に、「阪急オアシス」があります。阪急オアシスは、食料品スーパーマーケットで、野菜やお肉をはじめ商品の品質が高くい品揃えも大変豊富です。

さらに、天神橋筋商店街が、「ジオタワー天六」のすぐ前にあります。この天神橋筋商店街は、大阪で最も有名な商店街の一つです。ショッピングモールの長さが約2キロ―トルあり、多種多様なお店がたくさん軒を連ねています。天神橋六丁目駅から、JR天満駅、南森町駅を超えて、大阪で最も賑やかな商店街の一つです。庶民的な店が多く、安価な買い物ができます。梅田やなんばと比べると、より生活に密着した買い物ができます。

天神橋六丁目は、交通の交差点で、人が大勢集まる所です。にもかかわらず、治安は良い所です。なんばや梅田は、大規模な建物がある敷地内であれば大丈夫ですが、お酒を飲む夜の街があり、地域によっては、治安が悪いところがあります。住宅としては、天神橋六丁目は、便利でかつ安心できる良い場所です。

壁の作り方

By | DIY

壁を作るなどは、大工さんしかできないと思われるでしょうけれど、DIYで作ることができます。DIYで自分で壁を作ることができると、何百万円もコストが不要になります。しかも、もっと良い壁を作ることができます。

住宅を快適にするために最も重要なポイントは、「断熱」と思います。今12月になって気温が下がって来ていますが、コンクリートが冷たくなるため、断熱をしていないコンクリートの住宅はとても寒いです。建物の外よりも建物の中の方がむしろ寒く感じます。「断熱」は、壁の中に断熱材をしっかり施工すると、非常に快適な住宅に変わると思います。

新しい壁を作るためには、まず間柱(Mabashira)を立てます。間柱の上に石膏ボードを貼って、石膏ボードの上に仕上げ材を塗ったりクロスを貼ったりして美しい壁ができあがります。

まず、コンクリートに木材をビスで固定しなければなりません。コンクリート用のビスを使います。コンクリートは、木材と違って、下穴を開けなければドライバーだけではビスは固定できません。コンクリートに下穴を開けるためには、振動ドリルでも穴を開けることができますが、時間がかかります。ハンマードリルが良いです。

 

5mmのビスの場合は、下穴は4.3mm~4.5mm開けます。60mmの長さのビスの場合は、70mmの深さまで下穴を開けます。下穴はビスの長さよりも10mm深く掘ります。

コンクリートビスで、床と天井の木材の土台を、しっかりと固定します。天井の土台は、木材を持ちながら、重いハンマードリルを天井に向けて斫らなくてはいけません。この作業を、私は補強金具でまず天井にビスで固定し、その後からハンマードリルで下穴を開けました。施工の現場は、自分なりの良い方法を考えて採用して良いと思います。

 

壁はあたりまえですが、垂直でかつ平面でなくてはなりません。しかし、壁を真っすぐに施工するのは、「墨出し(Sumidashi)」が必要です。私は、レーザーの機械を使うことによって、壁が完璧に平面に施工する方法が分かりました。レーザー機械がない場合は、墨壺を使います。鉛筆で線を引くのも、墨出しになります。しかし、レーザーは、非常に便利です。

次回は、断熱材を入れて行きます。

トイレ2個の間取り~大阪の場合

By | 不動産

日本人と外国人は、ライフスタイルの違いから、住宅の間取りの設計が基本的に違います。日本人にとって住宅は気楽にゆったりとくつろぐことができるように設計されています。気楽にゆったりとくつろぐためには、ひと目を気にしなくても良い間取り設計が必要になります。そのため、玄関に上がり框があり、寝室とリビングは他人が見えないように壁で区切られています。

日本人の住宅で、トイレが2個以上ある理由は、トイレの場所まで行くのが「遠い」と不便だからです。160㎡以上あって、細長い間取りの場合、端から端までの動線が長すぎるので、トイレを2か所作る場合があります。上の写真の間取り(大阪市北区、180㎡)が、この例です。

間取りが160㎡以下でも、トイレが2つある場合があります。それは、主寝室の中にトイレを設置しているケースです。主寝室で夜間睡眠を取っている時に、トイレがすぐ近くにあると便利です。この場合も、トイレが2つあある理由は、トイレの場所が「遠い」からです。下の写真の間取り(大阪市福島区、120㎡)が、この例です。

戸建の場合は、2階~3階建てになるので、階段で上下移動するのが「遠い」ため、各階にトイレを設置しますので、2個以上になります。戸建住宅は、大阪の中心部ではなく、郊外に立地します。この場合も、トイレが2つある理由は、トイレの場所が「遠い」からです。下の写真の間取り(大阪府吹田市の戸建て住宅、140㎡)が、この例です。

大阪市内の都心部のタワーマンションの間取りは、年々広さが小さくなる傾向があります。タワーマンションは、駅に近く、買い物が便利な立地にあるので便利な場所という長所があります。タワーマンションは、共用部分(エントランス、応接スペース、ゲストルーム、パーティールーム、スポーツジム等)のスペースを広く取ります。一方、専有部分のスペースを狭くなります。下の写真の間取り(大阪市北区「プラウドタワー」新築、70㎡)が、この例です。