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2月 2026

採用がうまくいくかどうかは、「入社後の生活設計」で決まる

By | ビジョン

人材不足が深刻になる中で、「どうやって採用するか」「どこから人を連れてくるか」という議論は、ここ数年で急速に増えました。

国内か、海外か。

新卒か、中途か。

専門スキルは何か。

しかし、現場で長く人の“生活”に関わってきた立場から見ると、採用がうまくいくかどうかを分けているのは、入社前の条件よりも、入社後の生活が回るかどうかだと感じます。

採用が決まっても、定着しない理由

採用担当者の方と話していると、こんな声を聞くことがあります。

  • 採用はできたが、半年〜1年で辞めてしまった
  • 仕事の能力に問題はなかった
  • しかし、生活面でストレスが大きかったようだ

この「生活面」という言葉の中には、実に多くの要素が含まれています。

住まい。

通勤。

家族。

医療。

行政手続き。

子どもの教育。

日常のちょっとした不安。

これらは、人事や採用の専門領域ではありません。

しかし、本人にとっては仕事と同じくらい、あるいはそれ以上に重要な要素です。

見落とされがちな「分業の視点」

多くの企業では、採用は人事部が責任を持ち、業務は配属先が引き受けます。

一方で、「生活」は誰が設計し、誰が支えているでしょうか。

海外赴任や外交の世界では、この分業はとてもはっきりしています。

  • 採用・任命:組織
  • 業務:所属先
  • 生活:専門の外部パートナー

生活を“本人任せ”にしないことが、結果的に任務や仕事の成功率を高めてきました。定着は「偶然」ではなく「設計」できる新しい環境で力を発揮できるかどうかは、本人の努力だけで決まるものではありません。

  • 安心して眠れる住まいがあるか
  • 家族が不安なく生活できているか
  • 困った時に相談できる先があるか

こうした土台が整ってはじめて、仕事に集中できる状態が生まれます。

採用が成功するかどうかは、内定通知の瞬間ではなく、生活が回り続けているかどうかで決まるのだと思います。

採用を「点」で終わらせないために

これからの時代、人を採ること自体は、ますます難しくなります。

だからこそ、採用を「点」で終わらせず、入社後の生活まで含めた「線」として考える視点が、より重要になるのではないでしょうか。

誰が、どこまで、何を担うのか。

その役割分担を考えること自体が、採用成功の一部になってきています。

関わってくださった皆様の「命の時間」へ

By | ビジョン

この事業は、私一人の力で成長したものではありません。

これまで関わってくださった、すべての関係者の皆様の支えによって、ここまで歩んでくることができました。

皆様がディオスに注いでくださったものは、単なる労力や作業時間ではなく、それぞれの人生の中から差し出された「命の時間」だと、私は考えています。

ディオスの社長としての私の最大の責務は、その時間に感謝し、敬意を払い、決して無駄にしないことです。

そして、これまで関わってくださった皆様が、「あの事業に関わってよかった」と誇りに思える会社を、これからも守り、育て続けることです。

人生の中でもっとも貴重な時間を、この事業に託してくださったことに、私は深い敬意を覚えます。

私は、ディオスの事業に関わってくださったすべての方々の時間に、心からの敬意と感謝を抱き、その思いを決して忘れません。

株式会社ディオス

代表 深井 正博